ご挨拶
日本の国土にはたくさんの可能性が眠っている。
我が国は、資源に乏しく「持たざる国」と言われます。しかしどの地方にも特色のある豊かな土壌環境と水資源があり、生物多様性に富んだ海があり、歴史によって培われたノウハウがさまざまな形で生きています。
日本の国土にはたくさんの可能性が眠っている── その可能性の宝を持ち腐れにしないためには、第三者目線に立ったデューデリジェンスの実行、ESGやSDGsなどの視点を取り入れた事業分析、企業価値評価を通じて、地域の自然環境や地域社会との関係性を十分に考慮した農林水産事業の検討が必要です。
農林水産業の事業価値を将来性や持続可能性を通じて可視化します。
事業性評価研究所では、農林水産業の事業価値を将来性や持続可能性を通じて可視化し、「定量×定性×持続可能性」の分析により、事業継承や投融資価値を的確に把握する「事業性評価」を提供しています。近年では、農林水産省や水産庁の事業評価に関する委託研究を引き受け、地域経済の持続可能性向上に資する観点から、農林水産事業の企業価値を高める研究を進めています。
眠れる可能性を目覚めさせ、日本をより実り豊かにするために。
事業性評価研究所では、ビジネスとしての将来像や持続性を可視化するだけでなく、農林水産の各種専門家や財務会計実務者、金融機関と連携し、具体的な戦略提示を視野に入れたサービスを提供しています。創業してまもなく、一号案件(ハウス栽培による切り花を生産する農業法人の投資案件)、二号案件(大規模畑作法人の融資継続案件)、三号案件(水産加工会社の事業再生案件)、を受託し、その後、乳牛、水産加工品、製材在庫、醸造所など、さまざまな種類の評価に拡大させてきました。
私たちが独自に培ったノウハウと、これまでに蓄積された豊富な実績や知見に、ぜひご期待いただければ幸甚です。