令和2年度水産業収益力評価・金融円滑化事業、水産業の事業性評価ガイドラインが、令和3年10月27日に、農林水産省から公表されました。事業性評価研究所は本ガイドラインの作成に関与するとともに、「水産業(まき網)漁業の見える化」を進めています。

ガイドライン策定趣旨
水産政策は水産資源の管理と水産業の成長産業化を両立させ、漁業者の所得向上と年齢のバランスがとれた漁業就業構造を確立する方向に転換しています。新たな資源管理システムの導入や漁業許可制度の見直し、輸出を視野に入れた競争力のある流通機構の確立に取り組むにあたり、漁業者や水産加工業者の「事業価値の見える化」を行い、水産業の特性や業界動向を理解したうえで漁業者との対話が行えるように、定量面・定性面から情報を整理し、SDGsとESGを意識したガイドラインを策定しました。

参考
387.令和2年度水産業収益力評価・金融円滑化事業、水産業(まき網漁業)事業性評価ガイドライン

事業性評価研究所の今後の展開
令和3年度マーケット・イン型養殖業等実証事業(外部評価費支援)には、複数の外部評価を受け持つ評価人として参加し、海面と内水面の養殖事業の見える化のお手伝いをするとともに、JF漁連、JF信漁連様からの事業性評価に関する勉強会も行っております。

参考
マーケット・イン型養殖業等実証事業(水産庁)